
壁も天井も床も前面が鏡張りの部屋に入ったら、どういう景色が目の前に広がるのであろうか?
合わせ鏡をすると、反射を繰り返し、無限の自分の姿がずらりと並ぶ。それと同じことが前後上下左右とひろがるだろうことは、想像に固くない。
では、内面が全面鏡張りの正多面体の部屋に入るとどうなるのであろう?人が入れる部屋を作りたかったのだが、鏡は高価なので文化祭展示では少しきびしい。そこで、小さな正多面体の内側に鏡を貼って、CCDカメラを内側に入れることにした。

工作用紙で多面体の展開図を作る。内側に貼る鏡は、ポリカーボネート板という、鏡面仕上げをした樹脂製の板を用いる。カッターで容易に切断できる。

鏡は少し小さめにする。多面体の辺がはっきりするように色を塗ってから鏡を貼る。完成後CCDカメラを挿入できるように穴を開けておく。

小さい多面体の内側に入れてもカメラの焦点が合うような、接写可能なもので先端にはLEDの照明がついているもの、しかもオートフォーカス。そういうものをインターネットで探した。おもちゃのような「内視鏡カメラ」が見つかった。安価だった。

まずはじめは、立方体。想像通り、立方体の部屋がずらりと並ぶ。


次は正四面体。内側に大きな正四面体の部屋ができている。それがどんどん繋がっているが、どうもどこかで矛盾が起きているはず。正四面体で空間を充填はできないのだから、この景色は何なのだろう?白い斑点は、カメラの先端についている2つのLEDが反射を繰り返したもの。


次は正八面体


次は十二面体


最後に二十面体


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