「とれたての定理です」第5巻

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「とれたての定理です」第5巻 発行!

「とれたての定理です」とは

 「少年少女数学愛好会」は自分たちの身の回りにある数学に光をあてて自分たちなりに考察を加え、わかったことをまとめて報告するという活動をしています。その結果は毎年の文化祭において「数学展」という形で発表しています。また報告をまとめて冊子「とれたての定理です」として興味のある方々に配布をしています。

中味は?

 いつものように、メンバーの研究報告10編を収録しています。「とれたての定理です」創刊20周年を迎えます。全部で262ページの力作です。

印刷を業者にお願いしました。非常にきれいな出来上がりになります。また、カラー印刷には出来ませんでしたが、付録として原稿ファイル(pdf)と、スライドショーファイルを収録したCDを添付します。お手元でカラープリンタで印刷すれば生徒の力作をカラーでごらんいただけます。

発行の趣旨

  理系離れ・数学嫌いが心配される中、少年少女数学愛好会のメンバーは数学を楽しみながら学習しています。彼らの研究成果を出来るだけ多くの方に知っていただき、メンバーたちがさらに意欲を持って数学を学習・研究できるよう援助することを目指して「とれたての定理です」の発行をしています。

見てみたい方へ

 この趣旨をご理解のうえ「取れたての定理です」第5巻を読んでいただき、ご助言・ご指導いただければ幸いです。
 少年少女愛好会の活動に対する援助の意味で、印刷・製本・発送などに関わる実費を負担していただける方に「とれたての定理です」第5巻をお送りいたします。

連絡方法

 「とれたての定理です」第5巻をご希望の方は、e-mail で送付先をお知らせください。
   代金は、銀行振込みでご送金ください。
   代金  1冊2500円
   e-mail : jiro.miyamoto@nifty.com


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詳しい内容について

 目次を紹介します。

 1. おいらの定理
  2001年「取れたての定理です」第5巻で「多面体上でまるを描く」のちなつが、さらに研究を進めた結果である。木製の立方体を用いて、オイラー数が、点・辺・面のつながり具合によって変化する様子を丁寧に描いている。

2. 音階のはなし
 2002年ちなつの同級生あやが、高校卒業後調律師養成の専門学校に進学し、そこで学んだことをもとにまとめたもの。ピタゴラス音階、純正調、平均率の違いをわかりやすく説明している。

3. 何でも測定したい!
 2004年あやかはマンガ甲子園全国大会に出場した。みやじの三角比の授業の内容を中学生にもわかるようにマンガに仕立てた。舞台を釜石に移しているため、ご当地もの「釜石大観音」が登場する。パワーポイントによるスライドショーで紙芝居のように楽しめます。本文に加えて、添付CDに収録されているスライドショーをお楽しみください。

4. 遠近法で絵を描こう
 2004年かなえはみやじの授業をうける。美術部でもあり、遠近法についてきれいな絵本を描いてくれた。原作は色鉛筆によるきれいなものですが、費用の関係で白黒印刷になってしまいました。付録CDのpdfファイルからカラーで印刷することが出来ますし、パワーポイントによるスライドショーで紙芝居のように楽しめます。本文に加えて、添付CDに収録されているスライドショーをお楽しみください。

5. 鏡像によるヴァーチャル立体
 2006年たかし・よしひろ・まさひろ・いっぺい・しょうごは、理数科課題研究として、鏡の反射を利用して、いろいろな立体を映し出すことを考えた。


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6. 鏡像によるヴァーチャル正多面体
 1994年みやじは東京の野町先生から多面体万華鏡を見せてもらう。どうしてそのように見えるか考えて自分で5つの正多面体が見える万華鏡を設計した。

7. 多面体フレーム内の石鹸膜
 2007年ゆっき・えりかは、理数科課題研究としてゾムツールで作った多面体のフレームの中にできる石鹸膜について実験した。

8. 複素整数
 2007年しおり・あやのは、理数科課題研究として実部と虚部が整数となるような「複素整数」について調べた。具体例の計算を通して初等整数論と類推としての理論構築を試みた。

9. 2次元有界閉曲面の分類
 2007年だいすけ・なおこ・やすえ・ゆりえ・ひろみは、理数科課題研究としてみんなで「トポロジカル宇宙」という数学の本を読みながら、自分たちのイメージを、話し合い・粘土によるイメージ実現・絵などをとおして共通のイメージを作り、それを他の生徒に分かりやすく説明するパワーポイントによる紙芝居をつくった。研究報告書を本文としたが、つくった紙芝居は付録CDにおさめました。

10. 立方体から正多面体を切り出す
 2005年まちこ・まさこは、理数科課題研究として立方体から正多面体を切り出す方法を考えた。木工のプロである山口県の中川宏氏の作品に触発されて、立体切断定規を考案し発泡スチロールを用いて多面体を切り出した。


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 11. 研究日誌(立方体から正多面体を切り出す)
 まちこ・まさこは、研究過程を日誌として残してくれた。研究が出来上がる過程が見えるものとして興味深い。

12. 「立方体から正多面体を切り出す」をめぐる対談
 まちこ・まさこ・あやかの3人は同級生であり、3人の自由な会話の中から、「とれたて」がどのようにしてうまれてくるかをうかがい知ることができる。


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