祓川ヒュッテ駐車場 [北緯39°07’53”東経140°04’44”]9:30 8月10日(金)は午後から会議のため出張で盛岡へ。会議が終わったのが17:30であった。それから東北自動車道で北上、秋田道で横手まで(約1時間)。ここで高速道路を降りて国道107号に乗り本荘まで行き(約1時間)、次に国道108号に乗り、矢島町へ向かう。そこから鳥海高原を走る。真っ暗な中を曲がりくねった山道を道が終わるところまで行くと、そこは駐車場であった。 私1人到着が遅れたので心配してくれていた元同僚が真っ暗な駐車場で待っていてくれた。 祓川ヒュッテ [北緯39°07’37”東経140°04’16”] 駐車場から数十メートル街灯もなにもないところを、懐中電灯の明かりを頼りに歩く。山小屋に入っても電気も何もない。 暗闇の中で、懐中電灯頼りにお酒をのんでいた元同僚たち。さっそく一緒にビールを飲んでお話しをする。夜10時消灯。 |
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翌朝、4時起床。味噌汁、おにぎり、ソーセージ、さんまの缶詰で朝食。 山小屋を掃除して、準備を整えて外に出る。出発しようとしているときに日の出を見ることができた。 標高1200mの祓川ヒュッテ駐車場からの日の出である。手前の山の連なりの間に見えるのは雲の海である。 5時ごろ出発する。 |
自動車に置く荷物、持って行く荷物を準備して駐車場から出発。駐車場から見える目的の頂上。 竜ヶ原湿原のふちにヒュッテがあって、そこから湿原をわたる木道が作られている。これを渡って頂上を目指す。 |
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5合目 [北緯39°07’29”東経140°04’13”] 竜ヶ原湿原をわたる。すぐ5合目の表示。 林の中、急な坂を上る。 |
6合め [北緯39°37’05”東経137°04’05”]16:25標高1354m アッチラ坂を上り6合めに到着する。小休止。 |
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6合め出発すると、ごつごつとした岩ば続く。賽の河原というところ。 |
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7合め [北緯39°06’50”東経140°03’56”]6:30標高1450m 岩が転がる急な坂を上ったところに湿原があり木道がある。坂がきつくてへばっているところなので平らな道はありがたいのだが、木がつるつるすべる。 |
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ふと振り返り下をみると、日本海が見える。向こうに見えるのは男鹿半島。 湿原を過ぎれば、また急な岩の坂 |
七つ釜 [北緯39°06’42”東経140°03’53”]6:45標高1560m 海雲に朝日があたり、白く光っていてきれいな東の空 |
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険しい坂道が続く。この辺から、石畳が引かれ登りやすくはなっているが、息が上がってしまっている身にはつらい。 下には、山小屋の祓川ヒュッテとそこから続くまっすぐな木の道が見える・だいぶ高いところまで来たのは確かなようだ。 |
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予定外の休憩 [北緯39°06’18”東経140°03’36”]7:34 坂道がきつく、予定にないところであるが休憩 頂上はすぐそこに見えているのだがなかなか進まない。 ここに来て日ごろの運動不足がたたり、右足の太ももの筋肉がつってしまった。 3歩進んで立ち止まり、歩幅を小さくして、本格的につらないようにだましながら登る。 |
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だいぶ頂上に近づいてきた。火山岩のがらがらした急な斜面を登る こんなところにも、花が咲いている。 |
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頂上のすぐ右のピーク[北緯39°05’51”東経140°03’10”]9:00ごろ標高2200m付近 やっとの思い出頂上に到着。頂上付近のちょっと平らな場所に荷物を下ろして休憩する。 頂上のちょっと北にピークがあり、そこに石碑がある。 |
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鳥海山(旧山)の頂上[北緯39°05’49”東経140°03’14”]10:40ごろ標高2220m 頂上について9時、まだ昼食には早いが、朝食は4時だったから、とにかく昼食をとる。各自分配されたパンとソーセージ。 重い梨を持ってきてくれた人もいて、みずみずしい果物がおいしい。お湯を沸かしてコーヒーを入れる。焼酎も少々。 すぐ隣に新山がある。ちょっと下って登る必要がある。標高2229mで、これが一番高いところ。井上先生は1人でここを征服してきた。 日本海はるか向こうに佐渡島も見える。岩木山、岩手山も姫神山、早池峰山、焼石岳、栗駒山、月山とぐるりと見渡すことができる。さすがに東北一の山である。 高い山は高い山だけが知っているということでしょうか。 |
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10時50分ごろ出発。下りとはいえ、天気が良くて気温も高くすぐばてる。 登る途中9合目から右足の太ももがつっていたのだが、休憩して回復かと思いきや、やっぱりつり始まった。スティックをかしてもらったら、これがまた非常に楽になった。 途中疲れもあるのか、ぐらぐら浮いた岩に足を取られて転んでしまい足をくじいてしまう方も・・・。 |
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一番若い井上先生は負傷した方の荷物まで背負って降りる。 何はともあれ、全員無事に下山でききた。 今登ってきた山の頂上をまた眺める。 |
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