東京タワーの高さを測ろうと思った。少し離れたところからタワー先端の仰角θを求めて、三角比(tanθ)を使って計算しようと思った。 ところが、東京タワーの中心(先端の直下)から仰角を測る場所までの距離を測るのは、そんなに簡単なことではないようだ。 |
プリンスホテルの裏の交差点から、少し坂道を登ったところに東京タワーがある。東京タワーの北側は道路1本はさんで、もう測定できそうな見晴らしのいいところはない。 展望台にあるガラスの床から見下ろしてみても、とても巻尺を広げてのんびり計れるような場所はないように見える。 |
そこで、レーザー距離計というものを買ってみた。これで200mまでの距離がmm単位で測ることができるようだ。いつもは分度器で作ったカクシリ器を使うところであるが、今日は、こんな傾斜計を店(東急ハンズ)でみつけた。仰角はこれで測る。 |
この場所から、東京タワーのビルに向かってレーザー距離計を向ける。そんなに見晴らしがいいわけではない。小さな隙間をくぐって、赤いレーザー光は向こうのビルの壁面に届く。その距離を測る。42.6mであった。 |
この場所から、東京タワーを仰ぎ見ると、ほとんど真上を見るような感じになる仰角79.5度 |
東京タワーの建物の北側の壁までの距離は測ったが、そこから東京タワーの天辺から地面におろした垂線の足までの距離はまだある。展望台から降りてくるとエレベータは、東京タワーの建物の屋上に降りることになる。遊園地みたいになったその屋上に、エレベータホールの建物の突起がでている格好である。
この突起部分から北側壁までの距離を測ると、14.7m それから、この突起部分の南北の長さを測ると、これが9mであった。 |
(42.6+14.7+9.0/2)tan 79.5°= 333.4m これは、ちょっとできすぎか・・・ |
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