取れたて定理集
凾`BCの各辺の上に、図のように相似な三角形を描く。
図のように、3点P,Q,Rは三角形の外側にとって、対応の順に
凾oBC∽凾`QC∽凾`BR
となるようにする。
このとき、3つの三角形凾oBC,凾`QC,凾`BRの外接円の中心を、
それぞれ、O1,O2,O3とすると、
凾n1O2O3は3つの三角形と相似になる。
定理2の条件を満たしているので、3つの三角形の外接円は1点で交わる。
この点をEとする。弦ECと直線O1O2
の交点をM1、
弦EAと直線O2O3の交点をM2とする。
2中心を結ぶ直線と共通弦は直交するから、
四点EM1O2M2は同一円周上にある。
この円に内接する四角形EM1O2M2と
凾`QCの外接円に内接する四角形ECAQの対角の関係から、
∠O1O2O3=∠CQA
が成り立つ。
他の2つの角についても同様である。
この定理4より、三角形の各辺の上に正三角形をのせたとき、 正三角形の重心と外心は一致することから、3つの正三角形の重心を 結んでできる三角形は、正三角形に相似になる、すなわち正三角形に なる。
次の定理は、定理4からただちにわかる。
三角形ABCの2つの辺の上に正方形をつくる。2つの正方形の外接円と 残った辺を直径とする円は一点で交わる。 また、残った辺の中点と二つの外接円の中心を結ぶと、直角二等辺三角形と なる。
今日の3つの定理も、 「取れたての定理です」第2巻で 安保君が紹介した定理である。
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